辞める前に読む!まずは落ち着いて読んでみよう!
職場を辞めたい理由、堂々のNo.1は「上司」です。親と上司は選べないとはよく言ったもので、どんな上司であれ部下は従うしかありません。スポーツチームなどでもそうですが、上に立つ人によってチームの空気が違います。すごく弱かったはずのチームが、同じメンバーなのに監督が変わっただけで一気に強いチームになることがあるのもうなずけますよね。職場に置き換えてもそれは同じです。上司がイヤな人だと職場の空気が悪くなって居心地は最悪。だからといって上司を変えることもできないので、どうしてもイヤなら自分が辞めるしか選択肢がありませんよね。
上司だって部下だった頃があったはずなのに、部下の気持ちが全然わからない上司っていますよね。仕事のやり方からなにから全部チェックしては、細々と指摘してくる上司にイラっときたことがある人も多いのではないでしょうか。例えば、自分が運転する車に乗った人が、ウインカーやブレーキ、車線変更のタイミングを細かく指摘してきたら、かえって運転に集中できなくなりますよね。細かいことばかり指摘する上司は、仕事を効率化しようと思っているのかもしれませんが、実際のところは逆効果だったりするわけです。思い通りに部下が動けないと機嫌が悪くなる上司もイヤなものです。人間なので誰だってイライラすることぐらいはありますが、部下に八つ当たりする上司は自分の能力のなさを認めているようなものです。
機嫌がいいと自慢話、気に入らないとしつこいイヤミを言う人は、上司じゃなくても近寄りたくない相手ですよね。「昔は徹夜も当たり前だった」「今の若いヤツは甘い」など、過去の武勇伝を引き合いに部下をバカにする上司からは、少しでも遠くに離れたいと思うものです。業務が終わってやっと帰れると思ったら、今度は飲みのお誘いが。「最近の人は付き合い悪い」なんて言われたりもしますが、シラフの時でも面倒な相手とお酒を飲まなきゃならないなんて、頑張った一日の終わりになんたる仕打ちでしょう。会社でいつもイヤってほど顔を突き合わせているのだから、仕事が終わったら家族や友人と過ごしたり、1人の時間を満喫したいものです。
上司の仕事は楽じゃありません。でも、だから何をしても許されると思ったら大間違い。いかなる理由があろうとも、セクハラやパワハラは許されることではありません。もしかすると本人に大した悪意はないかもしれませんが、悪意があろうがなかろうが、やってダメなことが理解できないような人が上司とは嘆かわしいことです。そんな人を評価し、上司に据えている会社の資質をも疑ってしまいますよね。