辞める前に読む!まずは落ち着いて読んでみよう!
仕事の悩みがあるときは、1人で悶々と悩まずに誰かに相談してみましょう。最終的にどうするか決定するのは自分でも、誰かに相談することで解消法のヒントがもらえるかもしれませんよ。ただし、相談する相手は慎重に選びましょう。自分の中ではほとんど辞める方向で決まっていて、誰かに背中を押してもらいたいだけのときに直属の上司に相談するなら、全力で引き止められてしまうだけです。反対に、辞めたい気持ちと続けたい気持ちがまだ半分づつで、仕事のことで悩みがあるなら、その状況をリアルに理解できる社内の人に相談したほうがいいでしょう。
辞めない選択肢がまだあるなら、上司に相談するのもアリです。もちろんこれは上司への信頼感があればの話ですが、相談することで辞めずに問題を解決する方法が見つかるかもしれません。話を聞いてもらうだけで自分の頭の中でバラバラになっていた考えがまとまることもありますよ。ずっと自分を見守ってきてくれた上司だからこそ言える言葉もあるでしょう。上司との関係が悪いものでないなら、相談してみる価値はあります。
仕事の悩みに共感できるのはやっぱり同じ会社の人です。同じ会社で同じ時期に入社し、共に苦労しながら成長してきた同期なら、素直な気持ちを話しやすいかもしれませんね。相談してみたら同期も同じようなことで悩んでいることが発覚したなんてことも。信頼できる人なら同期にこだわらず先輩でもいいでしょう。ただし、同僚に話すときは「辞めたい」と思っていることをストレートに言わないほうが安全です。話題としては、仕事の悩みを軽い愚痴程度におさえておくのがポイント。悪気はなくても相談した同僚から辞める気があるという話が社内に広まってしまうことがあるので要注意です。そうなると、辞める話が本格化した際に円満退社が難しくなってしまう恐れもあります。
タブー抜きで相談したいなら社外の人です。会社とつながりのない家族や友人なら、社内に情報が漏れる心配もなく本音を思いっきり話せますね。特に、転職経験がある人の話はとても参考になりますよ。会社を辞めたいと思っているときは、どうしても転職にキラキラとした夢を託したくなるものですが、現実的な経験談や客観的な意見を聞けば、より冷静に判断することができるでしょう。転職する意思は揺るがないというところまできているなら、転職のプロであるエージェントに相談してみるという方法もあります。そうすれば、いまある悩みが転職によってどう解決できるのかを具体的に知ることができますよ。